さて、最後の章。
これまでの経緯は、こちらからご覧くださいね!
電車に乗ってみよう!vol.1
電車に乗ってみよう!vol.2
座席番号を見て、自分の席を見つけて座るところまできました。
自分の席に、時々、違う人が座っていることもあるので、その際は、自分のチケットを見せて、自分の席だと主張してください。
なぜなら、電車によっては、ユーレイルパス等で、予約なしで乗車している人たちもいるため、時々、「予約は義務です。予約のない人は座れません!」としつこいくらい車内アナウンスをしても、勝手に座っていたりするからです。
さて、いよいよ電車に乗って、1時間、2時間と経過すると、どうしても行きたくなるのがトイレ。
しかし、これがなかなか使い方が難しく、扉が自動で開くものもあれば、自力であけるものもあり、非常に説明しづらいのです。
(何しろ、古い電車から、最新の電車まで走っているので、どれに当たるかわかりません)
見ての通り、こちらは、自動で開けるタイプ。
左下にボタンがありますが、このボタンを押して、扉を開け、その後、中に入って、またボタンを探さないと、扉が閉まりません。
また、水を流す際、いろんなところにボタンがあり、超難解なのは、足で踏むボタンだったりします。
(気づかなかったりするので、流してない人の多いこと、多いこと・・・)
ですが、電車では、確実にトイレが行けるので、個人的には、少々汚かろうが、いっておくことをおすすめします。
駅で降りてから・・・なんて、考えてはいけません。
そもそも、駅に、トイレがないところのほうが多いですからね。
さて、電車の旅も、終わりに近づいてきました。
この時、みなさん、どうやら時刻を睨めっこしているようでして、アナウンスされる前から、自分の降りる時間が近づくと、さっさと扉付近に行く人が多く、びっくりしました。
ちなみに、TGVの場合、出来れば、何駅で到着地につくか、調べておいたほうが無難です。
なぜなら、途中で列車が止ることも多く、到着時間が遅れることなんて、ざらにあります。
ですから、時刻のみで考えるのは、危険です。
また、本当に、駅名が見づらい場所にあって、一体、今どこにいるのか、わからなかったりします。
実は、フランスの車内アナウンスの声は、信じられないほど、声が小さく、聞こえてこないのです。
どうして、みんな聞こえるのか、本当に不思議!!
さて、駅に到着して、ようやく『降りる』ステップに辿りつきました!
ここで、注意点があります。
北海道や寒冷地にお住いの方なら、よく御存知でしょうが、フランスの列車は、基本、「降りる人が開けます」。
自動で、扉が開くと思ったら、大間違い!
ちなみに、この列車は、ボタン式で、それほど難しくはありません。
やっかいなのは、ハンドルを右にひねり、折り畳みの扉を開けるタイプで、うまく開かないと焦ります。
ですので、一番に開けるはめに陥らないよう、誰かの後についていたほうがいいです。
もちろん、慣れている方は、全く問題がないでしょうが、私は最初の頃、全くわからず、後ろの方に迷惑をかけたことがあるからです。
さて、『電車の乗り方』は、いかがでしたか?
いろいろと書きましたが、私がわからなかったところを、重点的に解説してみました。
それでは、みなさん。
「電車の旅」を思う存分楽しんでくださいね!