小さな村 旅の裏話 vol.1

フランスの小さな村を旅していて、つくづく思うことがあります。
それは、フランス人は、とにかく、おしゃべりだということです。

先日、個人のFBページで、少し、面白い逸話を書いてみましたが、それ以外にも、いろんな話があります。

つい、昨日のことですが、ある村を散歩していただけで、ゆうに20人近くの人と、話しました。
もちろん、「Bonjour !」という挨拶だけの人もいましたが、ほとんどの人が、結構面白いことを言ってくるのです。

例えば、私が写真を撮っていると、「その建物と、一緒に写真を撮ってあげましょうか?」と、親切に声をかけてくれます。
私が、「いえ、風景写真を撮っているので、大丈夫ですよ」と言うと、「残念!カメラを持って、逃げようと思ったのに!」とか、
「どう見ても、君のほうが、キレイだから、もったいない!」とか(笑)← もちろん、お世辞です。

そして、みなさんは、写真しか見ていないので、「夢の世界」のように、感じるかもしれませんが、意外に、日常生活をかいまみることができます。

 

 

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例えば、突然、こんな窓が開いて、ものすごい勢いで、罵声を浴びせてくるマダム。
びっくりして、上を見上げると、「きゃ~!!ごめんなさい。息子だと思った!」とか(*^_^*)

すると、玄関から、赤ちゃんを抱っこした息子さんが、恥ずかしそうに出てきて、窓の傍までやってきます。

すると、マダムが、息子に向かって、
「あなたのせいで、恥ずかしい思いをしたわ!」と言いながら、セーターを放り投げていました。
なんていうか、普段の生活そのままですよね!

そして、一番困るのが、もちろん、「犬」。

私は、犬好きなのですが、フランスの田舎は、犬を飼っている率が非常に高く、その上、鎖もついてないので、時々、自由気ままに散歩している犬に絡まれます(笑)最初の頃は、遊んで欲しくて、ついてくるのですが、遊んでくれないとわかると、突然、周りの人に、「怪しいやつが来た!」と、吠え出すわけです。

基本的に、家の中から、「静かにしなさい!」と、声が聞こえてきますが、誰かを待っていたりすると、家の人が外に出てくるんですよね~。

そんな時は、必ず、「Bonjour !」と言ってから、「この村、キレイですね!」とか、「お庭がとっても可愛いので、写真を撮ってもいいですか?」と、聞くようにしています。

いっそのこと、旅行者とアピールしたほうが、みなさん、親切に接してくれるので・・・。

それにしても、田舎の人たちは、本当に親切で、今まで、写真を撮りたいと申し出ると、「あなたが好きなだけ、撮っていいわよ」と、100%OKが出るので、私としては、むしろ聞いてから撮った方が、気楽だったりするんですよね。

ただ、ほんと、楽しく写真を撮っているときに、何匹も犬がいたりして、びっくりすることがあるんですよね(笑)
みなさんも、小さな村を旅行中、「犬」に、吠えられることは、覚悟して、出かけましょう!

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