L’Herbe(レルブ)
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この村は、ボルドー近くに住む、友人から、「きっと、木蓮さんが好きそうだから」と教えてもらい訪れた漁師村です。
フランス人だって、知らない人のほうが多いはず。
びっくりするほど小さいのです。
ですが、何とも言えないほどゆるやかな時間が流れていて、1枚目の写真のように、近所のおじいちゃん、おばあちゃんが、ぼーっと海を眺める姿が絵になる村です。
この頃、夫とは、まだ結婚する前だったので、二人で「あんな風に時間を過ごせるようになりたいね」と話したもんです。(遠い目・・・・・)
私の回想はともかくとして。
この村は、人気のビーチとして有名な「Arcachon(アルカション)」のほぼ反対側にあり、細い細い半島部分にあります。(地図を見たら、びっくりされると思います!)
察しの言い方なら、右奥に見えるのは、なんだかわかりますよね?
そう、とても有名なフランスの砂漠、「La Dune de pilat(ピラ砂漠)」です。
この辺一帯は、ちょうど岬が大きく飛び出している特殊な形状もあり、海の波が、かなり穏やかで、海の匂いがとても強いです。(臭いともいいます)
そのため、養殖には最適の環境にあります。(たくさんの木の杭が見えます)
さて、村の中を見てみましょう。
えっ??ここフランス??って思いませんか?
そう、家は木造の家なんです。
どの道も細く、この細い道の向こうに、先ほどの海が見えてくるというわけです。
そして、この辺の家の特徴ですが、どの家にも名前がついています。
わかります?そう、この家の名前は、「Bikini(ビキニ)」。
そして、この家は????
そう、「?」なんです。
もちろん、びっくりマークの家もありました。
いかにせよ、こういうセンスが、とてもフランスチックだと思っています。
この細い路地は、「Rue des Tomatiers」、これ訳すのほんと難しいというか、本来訳すものではないのでしょうが、
ようは「トマトを作っている道」みたいな感じ??(笑)
フランスの道の名前は、研究すると案外面白いものが多いのです。
海に近づくほど、家の雰囲気もマリンチックになります。
雑貨好きな方ならご存知でしょうが、木の家と、このオーニングの色のバランスが、個人的にとても好きです。
レストラン近くにはどうやら養殖牡蠣の一時保管場所?みたいなところがあり、ここの匂いが強烈だったのを今でも思い出します。
でも、写真でみると個人的に好きなんですよね。
いかがでしたでしょうか?
一瞬、「あれ?ここって、フランス??」と、思われた方もいらっしゃるでしょうね。
たまには、こんなフランスを見てみるのも、いいですよ!
L’Herbe 情報
<見学予想時間>
約1時間ほど
<アクセス方法>
*ボルドーからの場合
高速道路 A630 / E05を走り12番出口(SAINT-JEAN-D’ILLAC、PARC CIMETIÈRE)降りる。
その後、D106を Cap Ferret 方面へ走り、L’Herbeに到着。