Turenne (テュレンヌ)
リムザン地方の『最も美しい村』の一つ、『Turenne(テュレンヌ)』。
私は、4月末に訪れたのですが、藤の花が一番美しい季節。
そんな中、村の中を歩いていると、今にも崩れ落ちそうな家を発見!
この時期にしか、撮影できないであろう景色を、写真に閉じ込めました。
バカンスシーズン前の静かな静かな村。
村の中は、緑と紫の布をまとったかのように、美しい色に包み込まれていました。
静かに、静かに、山道を登っていくと、お城の前まで辿りつき、村の景色が見えてきます。
ふと気づくと、自分自身が、藤の甘い香りを纏っていることに気づきます。
この季節、一番の贅沢です。
やはり、藤の壁面仕立ては、美しく、心を揺さぶられます。
もちろん、この花の長い品種も見つけました。
みなさんのところにも、藤の香りが届いたところで、この村のご紹介をしていきます。
村の全景の写真。
それにしても、まるで時が止まっているかのような美しい情景にうっとり。
この村は、繊細なアイアン飾りが多く、訪れる人たちを楽しませてくれます。
まるで、竪琴の音が聞こえてきそうなデザイン。
さて、道草はこれくらいにして、とりあえず前に進みましょう。
どんどん、上を目指して登っていくと、やっと、『Le Château de Turenne (テュレンヌ城)』の入口に到着!
「お城」と言っても、すべてが、サントル地方の美しい煌びやかなお城ではなく、こんな今にも崩れそうな石造りのお城も、フランスにはたくさん残っています。
階段の中腹から、下を覗いてみると・・・。
やはり、美しい景色!私の住む地域と違って、屋根の色がグレーですね。
それにしても、本当に統一された景観には、いつも感心させられます。またしても、塔の上に登る階段は、狭く急で、大変!
ですが、登り切った先に見える景色は・・・・・・。
やはり、息を飲むほど美しくて。
サントル地方の荘厳なお城も、素晴らしいとは思いますが、これくらいのサイズのお城も、何とも言えず、好きです。
さて、名残惜しくはありますが、下に降りてみたところ、やはり、なんともおとぎの世界の雰囲気。
ということで、『美しいTurenne』の物語は、一旦ここで終わりにします。
さて、みなさんの心には、美しい「藤」の花が、焼きつきましたか?
Turenne情報
<見学予想時間>
お城まで登ると約2時間
<交通手段>
*少しお待ちください