本当に小さな美しい村 Saint-Léon-sur-Vézère

Saint-Léon-sur-Vézère(サン・レオン・シュル・ヴェゼール)


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アキテーヌ地方は、かなり広く、ボルドー近辺からバスク地方へむけての海辺と、山やブドウ畑の多い内陸部とでは、かなりイメージが違います。
特に、アキテーヌのジロンド県と、ドルドーニュ県では、「本当に同じ地方?」と、目を疑うほど

この村は、ドルドーニュらしい本当に小さな村、Saint-Léon-sur-Vézère(サン・レオン・シュル・ヴェゼール)。

Saint-Léon-sur-Vézère

 

もちろん、本当に小さな村なので、村自体、30分もかけないで見ることができます。
ですので、できれば、ラスコー洞窟やモンティニャックの村と一緒に訪れるのがおすすめです。

ちなみに、私自身、こちらの村は、念願であった、「ラスコー洞窟」を見に行った帰りに、たまたま通り過ぎたのです。
もしも、「美しい村」の看板がなければ、このまま通り過ぎてしまったと思います。

 

Saint-Léon-sur-Vézère

ところが!!!!
私のざっと見た所、わが村と同じ、200人くらいの人口かな?と思ったのですが、なんと!430人近くも住んでるそうで、びっくり!!

まぁ、わが村は、お店が1軒もないので、レストランがある時点で、負けているんですけど(笑)
それにしても、夏だというのに、道に人が歩いてなくて、たまたますれ違う人は、どう見ても観光の方ばかり。

 

Saint-Léon-sur-Vézère

 

でも、なんとも味のある家が多く、ここもお菓子の家みたいです。
私にとって、まさにツボな扉を発見!
このシャビーな雰囲気、たまりません!
あぁ、家に持って帰りたい・・・・・。

このグリーンが巻きついた時の色合い、いかがでしょうか?

Saint-Léon-sur-Vézère

 

さて、こちらは、ぽっこりとした姿が愛らしい教会、『L’église romane Saint-Léonce』。

 

Saint-Léon-sur-Vézère

 

フランスの大都市の教会は、いかにも荘厳で、美しく、近寄りがたい雰囲気を醸し出していますが、この教会は、思わず立ち寄りたくなるような素朴な雰囲気で、私の大好きな教会です。

16世紀に建てられた『Château de Clérans』は、残念ながら中を見学できず、全体像を見れなくてとても残念でした。

 

Saint-Léon-sur-Vézère

 

それにしても、この村。ツタが好きなだけからまっているお家が多いことに気づきました。
まぁ、フランスの家は、いつもそんな感じですけどね。

 

Saint-Léon-sur-Vézère

 

このアイスクリームやさんの前の鳥が、何度も美しい声で鳴いていましたが、カナリアだったのかな?アイスクリーム屋さんは、やはり繁盛していました。

 

Saint-Léon-sur-Vézère

 

それにしても、小さな村のレストランも、驚くほどおしゃれ。

 

Saint-Léon-sur-Vézère

 

窓辺に、無造作に置かれたランタンや、ブリキのポットたちも、なぜか絵になります。

 

Saint-Léon-sur-Vézère

フランスは、8月の観光は、花のシーズンが終わっていることが多く、美しい花にあふれた村の写真を撮りたいなら、
ベストシーズンは、6月末から7月頃かな?と思います。
ただ、南仏のラベンダー畑を撮りたい方は、6月では、早すぎますのでご注意を!!

Saint-Léon-sur-Vézère 情報

<見学予想時間>
約30分ほど。川辺など散策するなら、1時間ほど。
<アクセス方法>
*車の場合
高速道路  A89 /E70をBordeaux (ボルドー)方面へ走り、17番出口(SAINT-YRIEIX-LA-PERCHE)を降りる。
その後、D46、D706を経て、Saint-Léon-sur-Vézèreへ。

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