Saint-Côme-d’Olt (サン・コム・ドルト)
大きな地図で見る
この村には、不思議な建物が多く残っています。
その最たるものが、こちら。
この写真を見て、気づきましたでしょうか?
この村の教会の屋根に、ちょっとした秘密があるのです。それは・・・。
この写真を見てください。
この屋根は、八角形の形をしていて、見たとおり、ねじれています。
さて、そのミュージアムの前に、肝心なゴシック建築の「Le clocher de l’église de Saint Côme d’olt」の姿を!
う~ん、見事に、近すぎて、屋根が見えない!(笑)
こちらの教会の扉は、オーク材で、365本の釘を打ち込み強化されているようですが、やはり、365本という数に、意味があるんでしょうね。
教会内のステンドグラス。
そして、先ほど教えていただいたミュージアムに向かうと・・・。
あれ?どう見ても教会です。
こちらは、「Chapelle des péntitents」。
10世紀から11世紀に書けて造られたロマネスク建築。
こんな感じで、屋根の模型が飾られておりました。(あとは、パネルで説明していましたが)
フランス語の説明を読むと、「1530年に、このねじれが、意図的に始まり、1929年の落雷によって、強化された」と書いてありました。
ちなみに、屋根の高さは、42mもあるそうです。
まぁ、みなさんが、そこまで教会の屋根に興味があるかどうかは、別として、なかなか興味深い十字架がたくさんありました。
実は、こちらの「Saint-Côme-d’Olt」から、「Estaing」までの17kmの道程は、「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部になります。
オーヴェルニュ地方の Le puy en Velay(ル・ピュイ・アン・ヴレ)のLe puyルートの一部になるんですよ。
そして、この村は、この雄大な川の流れに、釣り人たちがたくさんやってくるそうで、すぐそばに先ほどのおじいちゃんが、経営するキャンプ場があるそう。
さて、それでは、少し変わった家のご紹介をしてみます。
ちょっと不思議な形の屋根家。
この家の3つの天窓が、やけに気になります。
時々、「誰がこんな狭いとこに住んでるの!」と、びっくりするような家もありましたが、基本は素敵なお庭が多かったですよ。
この村は、レストランやお店も、そこそこありながら、田舎の美しい村の魅力が十分の可愛いらしい村でした。
女性には人気が出そうな村です。