Montpeyroux (モンペイルー)
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こちらのMontpeyroux (モンペイルー)は、オーヴェルニュ地方、ピュイ・ド・ドーム県の「最も美しい村」の一つ。
私は何度もここを訪れていますが、とにかく季節ごとに花を楽しむことができ、私の憩いの場。
菜の花の季節には、村の周りが黄色に染まります。
村の中でひときわ背の高い主塔。
写真で見ると、円柱形なのですが、主塔でいただいたパンフレットには、楕円形と書いてありました。
こちらの主塔に近づくと、「あれ?」どこから入れるんだろう?と、入口がわからなかったほど、目だった看板がありません。
最初、入口に気付かなかったので、半周くるっと回ると、こんな素敵な扉を発見!
これぞ、迷ったかいがあったというものです(笑)
これぞ、迷ったかいがあったというものです(笑)
めずらしく、入口でお金をとられ(2,5€)、この主塔を登る決意を新たに、上を見上げると・・・!!
まさかの梯子からのスタート!!しかも、揺れる。
そして、スカートを履いている私(笑)
でも、登るのです。カメラを抱えて・・・。途中から、通常の階段になって、ほっとしたのもつかの間。
この階段、私の足のサイズ、23cmですら、まともにのっからないほど細く、正直、登るのが大変でした。
そして、スカートを履いている私(笑)
でも、登るのです。カメラを抱えて・・・。途中から、通常の階段になって、ほっとしたのもつかの間。
この階段、私の足のサイズ、23cmですら、まともにのっからないほど細く、正直、登るのが大変でした。
なんとか、頂上に辿りつくと、やっぱり、美しい景色が・・・・・。
こちらの主塔は、このMontpeyrouxの特産であった「花崗砂岩」で作られています。
12世紀後半から13世紀にかけて作られたものだと言うのですから、鎌倉幕府ぐらいの時代です。
12世紀後半から13世紀にかけて作られたものだと言うのですから、鎌倉幕府ぐらいの時代です。
こちらの石臼も、歴史の証。1935年まで動いていたものだそうですが、この村の家を建てることにより、職人たちが修行をつみ、オーヴェルニュ地方のロマネスク仕様の教会造りに、活躍したそうです。
村の外れにあるこちらの門は、14世紀のもの。
教会の傍にありました。
この村は、歴史的建造物も楽しめますので、是非、クレルモンフェランを訪れた際は、足を延ばしてみていただけると嬉しいです。
ここの写真は、とても多いので、次は季節を楽しむMontpeyrouxを書こうと思っています。
Montpeyroux情報
<見学予想時間>
1時間~1時間30分
<アクセス方法>
*車の場合
クレルモンフェラン(パリ方面)からの場合
A75/E11 の高速道路をMontpellier (モンペリエ)に向けて南下。7番出口を出るとすぐ。
Montpellier(モンペリエ)、Aurillac(オーリヤック)方面からの場合
A75/E11の高速道路を北上し、7番出口を出て、右に曲がると1分で到着。
クレルモン・フェランから約19kmです。
*パリから、飛行機の場合
クレルモンフェランAulnat(オルナ)空港まで約1時間。
その後タクシー。