Marvejols (マルヴジョル)
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この村の始まりは、ガロ・ローマの頃(Gallo Roma)。
このガロ・ローマ文化というのは、帝政ローマ支配下にあった『ガリア』の独自文化のことです。
『ガリア』とは、現在のフランスのことを指します。
みなさんは、つい先日、フランスで「アンリ4世」の頭部のミイラが発見されたという話を聞かれたことがありますか?(以前から、ずっとそうでないかと言われてはいましたが)
フランスで最も人気の高かった王の一人として、崇高されていますが、この村も数々の恩恵を受けたようで、アンリ4世にまつわるお話がたくさん眠っています。(すべてを説明すると、とんでもない長さになるので、今回は簡単にしか触れません)
さて、Marvejolsは、1360年頃に建てられたと言われている3つの門(要塞)があります。(porte du Soubeyran, porte chanelles et porte du Théron)
入口にオフィス・ド・ツーリズムがなければ、村とは思わず通過したかもしれません。
(現に何度も、通過してます)
こちらの村、先ほどの門をくぐりぬけ、歩いていくと左手に、早速ブロカントショップを見つけることができます。しかし!!3回行って、3回とも閉まって、いまだ中を覗けたためしがないんです。(笑)
この近くにある手作りのお店のマダムに尋ねたところ、「電話したら、お店開けてくれるわよ」とのこと。ほんと、田舎の人たちって、商売っ気がないんですよね。
なんで、こんな可愛いのが見つけられるんだろう・・・。
別の門の裏側。この舗装された壁が、残念すぎる・・・・・・。
フランスには、たくさんの伝説が存在していますが、こちらも18世紀頃に、「人喰いオオカミ」の伝説があり、人々を震撼させていたようです。
そう言われると、なんとなく「おどろおどろしい」雰囲気がありますもんね。
ですが、村自体は本当に中世の雰囲気が残っていて、素敵なところであることは確かです。
男性的な街の紹介も、たまにはいいですよね。
*Marvejols情報
<見学予想時間>
約40分から1時間
<アクセス方法>
*車の場合
パリからの場合、A75/E11の高速を南下し、23番出口を出る。
N122 Murat 方面へ走り、その後、D57→D8に進むと到着する
*現在、オフィス・ドゥ・ツーリズムに問い合わせ中なので、その他のアクセス方法はもう少しお待ちください。