フランスのルールを覚えよう!
こちらには、フランスのショップの営業時間を詳しく書いておこうと思います。
このお話は、パリやニースなどの大都市、しかも百貨店であれば、あまり気にする必要はありませんが、やはりこのルールが適用されていることも、多々ありますので、頭の片隅に入れておいてください。
まず、フランスは、基本的に日曜日はお店が休みです。
もちろん、観光地では開いているところもありますが、あまり期待しない方がいいと思います。
小さな村ですと、レストランやカフェまでもが、閉まっています。
とにかく、日本人からすれば、「日曜日は稼ぎ時だから、お店がやっているのは当たり前!」と思いがちです。
しかし、それはあくまでも日本のこと。
そして、驚きなのが、「バカンスに出かけるので7月、8月はお休みします」と、堂々と張り紙が貼ってあったりします。
これは、観光客にとって、本当に、がっかりする瞬間です。
ですので、旅行計画を立てる際、日曜日は、基本ブロカント巡りを推奨します。
日本の場合、日曜日にショップが閉まるなんて、あり得ない話ですが、土曜日の午後から、月曜日の朝まで休みなんて、案外あるわけです。
そして、案外、フランス旅行の落とし穴として、「月曜日も休み」というパターン。
えぇ、びっくりされると思いますが、フランスはそういうところです(笑)
日曜日にお店を開けると、ものすごい罰金が取られるため、休まざるを得なかったりするわけで、一概にフランスのお店を責められるわけではありません。
その反面、政府に認められているお店は、日曜日も開いています。
その代表が、「ガーデニングショップ」なのです。
日曜日は、家で庭づくりをされる人が多いからという理由からですが、それなら、いい加減、DIYショップも解禁にしてくれればいいのに、つい最近も、政府に却下されていたので、当分無理でしょうね。
そして、もう一つ気をつけなくてはいけないのが、お店が開いている時間帯です。
基本的に、お昼の12時から2時の間は、普通のお店は閉まります。
開いているのは、レストランやカフェだと思ったほうが、無難です。
もう1個やっかいなのが、これは公共機関でも当てはまります。
その代表的なのが、La poste(ラ・ポスト)=郵便局です。
ですので、せっかく荷物を発送してもらおうと思っても、この時間帯になると開いていないので、出直ししなくてはいけません。
もちろん、市役所関係や図書館なども閉まります。
さらに、さらに!!
気を付けなければいけないのが、日本の場合、例えばお店のオープン時間として、10:00~19:00と書いてあると、19:00まで入店可能だと思いがちですが、フランスは全く違います。
19:00に、お店のスタッフ全員が、店を出るのです。
情け容赦はありません。
ですので、18:45にお店に入ろうものなら、明らかに嫌そうな顔をされることがほとんど!
時には、半分シャッターが降りてて、笑いそうになります(爆)
いや、ほんとに、いろいろ書いて申し訳ないのですが、このルールに基づいて行動すると、時間のロスがかなり防げるはずです。
最近はパック旅行でも、自由時間が多いと思いますので、「あそこも行って、ここも行きたい!」と思うと思いますが、よくよく考えて、効率的にお店をめぐるようにしてください。
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