フランスから日本へ荷物の発送方法

フランスから日本へ荷物の発送方法

2006年に、初めてフランスへ一人旅に来た私は、このフランス旅行で、あり得ないほど買い物をしました(笑)

今思えば、無謀にもほどがあるほどの買い物量。
多分、南仏からパリへ戻った時、30kg以上、荷物が増えておりました。
(えぇ、もう一人では荷物が動かせないほどでした)

こんなお馬鹿さんは、そんなにいないかと思いますが、ここでの頼みの綱は、やはり郵便局。もちろん、パリの場合は、「クロネコヤマト」さんのパリ支店などがあると思いますが、どこに行っても発送できる「郵便局」は、貴重な存在。

本日は、その郵便局での発送方法を書きたいと思います。

まずその前に・・・。
基本的なことを書いておきます。

フランスでは、そう簡単に、梱包材やガムテープが買えるわけではないと覚えておきましょう。
もちろん、うまくスーパーマーケットに行って、はさみやガムテープが手に入ったとしても、エアパッキン(いわゆるプチプチ)は、案外売っていません。
(ちなみに、エアパッキンは、film à bulles)

どこで見つけられるかというと、たいていは大きなブリコラージュショップ。
これは、フランス語が話せない日本人にとって、かなり時間のロスになるので、おすすめできません。

ですので、エアパッキンは、あらかじめ日本から持ってくるほうが無難です。
ある程度なら、たたんで荷物の隙間に入れて持って来れますよね。

ここで、梱包のことを書かせてください。
例え、どんなにいろんなことがあろうと、日本の配送レベルは、世界最高だと思います。
それほどまで、海外の発送状況は、「ひどい」と思ってください。
ですので、「割れない」ように送るためには、「隙間を作らない」ことが、とても大切です。

この梱包問題は、以前に私も、問題を起こしたことがあるので、よくわかるのです。
とにかく、「日本の常識≠世界の常識」でないことを、肝に銘じてください。

ここで一つ、残念なお知らせが・・・。
探してみたのですが、現在コリッシモの箱(配達用の箱)を持っていないことに気づきました。
ですので、また近いうちに、写真をアップしておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

その代り、送り状を詳しく解説しますね。

まず、コリッシモにはいくつか種類があり、私たちが使うのは、「Colissimo emballage international (コリッシモ・アンバラージュ・アンテルナシオル)」と言う、赤に近いオレンジの箱になります。
この箱には、もともと送料が含まれているので、非常に便利です。

このシステムの利点は、値段がかなり安いこと、だいたい1~2週間で届くことです。

Lサイズ  重さ制限5kgまで 箱のサイズ 315×210×157 送料35.89€
XLサイズ 重さ制限7kgまで 箱のサイズ 383×250×195 送料46.75€
(2013.5月現在)

もちろん、箱のサイズまでものしか入れられませんが、結構いろいろと送れるので便利です。
さて、書き方の説明をします。

郵便物

フランス小さな村を旅してみよう!

★ピンクの四角部分 差出人の情報を書きます。
①自分の名前 ②住所 ③郵便番号 ④街や村の名前 ⑤電話番号
②~⑤は、滞在先のホテルや友人宅を書きます。

★緑の四角部分 送り先の情報を書きます。
⑥自分の名前 ⑦送り先の住所 (番地→町や通りの名前→区や群の名前→市)
⑧郵便番号 ⑨都道府県 ⑩JAPON ⑪電話番号

★オレンジの四角部分 送るものを記入します。
⑫送るものの名前(英語で十分です) ⑬数量 ⑭重さ ⑮単価
⑯送る目的 該当するものに、×印をつけるのですが、基本的にCadeau(プレゼント)に、×印をつけてください。 ⑰総重量 ⑱総金額 ⑲送る日付と、自分のサイン

★茶色の四角部分 届かなかった場合の処理方法を記入します。
まぁ、私の場合は、「返してください」にチェックをいれますが、みなさんの場合はそういうわけにはいかないでしょうから、Ne pas retourner (返さなくていいです)にチェックをいれるしかないわけですね。
もしも、ホテルに戻ってきても、再び送ってくれる交渉が出来るなら、もちろん「返してください」にチェックを入れてもいいです。

これだけ書けば終わり!といいたいところですが、XLになると、インボイスを書かなくてはいけません。

郵便物

フランス小さな村を旅してみよう!

ただし、今度は書き写せばいいので、比較的楽だと思います。
①は、上記のピンクの欄を書き写します。
②は、上記の緑の欄を書き写します。
③は、上記のオレンジの部分を書き写します。
④は、送った場所(例えばPARIS)と、送った日付
⑤は、サインを書きます。

これで、郵便局に持っていけば、問題ないというわけです。
もちろん、保険を掛けることもできますので、聞きたい方がいらっしゃったら、またご説明しますね。

他にも、様々な重量に対して、発送が可能なので、郵便局の中で、実際に見てみることをおすすめします。

こちらは、100gまでのものを送りたいときに使います。
基本は一緒。
①は、自分の氏名、②は住所、③には、JAPONと書きます。

郵便物

フランス小さな村を旅してみよう!

覚えておくといいのは、差出人の欄には、常に×印が入っているということです。
これさえ間違えなければ、変なところに届くという事を防げますね。

郵便物

フランス小さな村を旅してみよう!

こちらも、④は、自分の氏名、⑤は、滞在先の住所、⑥は、郵便番号と街名、最後に、FRANCEと書きます。

 

また、その他の郵便物の送り方も、そのうち書いてみたいと思います。

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