フランス語 時間の表現

フランス語で時間を表現してみよう!

今日は、時計の読み方、もしくは時間の表現の仕方を説明してみます。

まずは、基本中の基本。
(発音は、相変わらずカタカナ表記ではうまくできませんので悪しからず)

単位 綴り 発音
時・時間 heure ウール
minute ミヌット
seconde スコンドゥ

 

さて、ここから難しいのが、リエゾンが発生する時間の言い方。

例えば、
1時、1時間は、une heure (ユヌール)
2時、2時間は、deux heures (ドゥズール)
3時、3時間は、trois heures (トロワズール)
と、発音します。

これは、それぞれ、数字の末尾、deuxの「x」、troisの「s」が、heuresの「e」とのリエゾンから発生しています。
(hは、読まないので無視します)

*さて、フランス語では特殊な表現として、15分と30分の特別な表現方法があります。

30分=1時間の半分ということで、「demie」
15分は、1時間の1/4ということで、「quart」

例えば、
AM 6時30分の時は、six heures et demie
AM10時15分の時は、dix heures et quart
と表現します。

ところが・・・。

ややこしいのは、ここから。

PM2時30分の場合。
deux heures et demieと、普通は言います。
しかし、「14時30分だよ~」と、いう事がありますね!
そんな時には、demieは使いません。

そんな時は、シンプルに、
quatorze heures trente
と言います。

フランス人の先生曰く、12時を超えると、demeiやquartは使わないのだそうです。

さて、これを少し会話文に書きなおすと・・・。

「何時ですか?」
Quelle heure est-il ?
(ケルール エ ティル ?)
もしくは、倒置をせず、Il est quelle heure ? (イ レ ケルール ?)
(実際の会話では、こちらがよく使われます)

「5時45分です」
Il est cinq heures quarante-cinq.
(イ レ サンクール キャラントゥ サンク)

さて、ここでもう1個言い方があります。

日本語でも言いますよね。5時45分という言い方ではなく、「あぁ~、6時・・・15分前だよ」。
この言い方です。

Il est six heures moins le quart.
(イ レ シズール モアン ル カール)

5分前、10分前、15分前は、それぞれ「moins」を使った言い方が一般的です。
moins cinq, moins dix, moins le quart

ちなみに、あれっと思った方もいらっしゃると思いますが、moinsを使った表現の場合にのみ、
quartの前に、定冠詞「le」がつきます。

あとは、普通に表現することができます。

「7時27分です。」
Il est sept heures vingt-sept.

 

そして、最後に、こちらも特殊な言い方。

「お昼の12時です。」
Il est midi.
「夜中の12時です。」
Il est minuit.

 

それでは、今回はこのへんで!

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