Giverny(ジヴェルニー)
もともと、印象派の絵が好きでしたが、多くの人と同じで、とりわけ、「モネ」に憧れていました。
モネについて、勉強する機会があり、そのうち、「いつかモネの庭を見たい!」と願うようになりました。
ですから、フランスを一人旅する機会に恵まれた時、真っ先に決めた行き先が「Giverny(ジヴェルニー)」だったのです。
もちろん、日本人が使う「バスツアー」などを申し込めば、簡単に行けるのですが、無謀なことに、フランス語が話せなかったにも関わらず、パリからそれほど離れていないという、何とも単純な理由で、なんとか自力で行ってみることにしました。
さて、Giverny(ジヴェルニー)に到着後、みんなの後について歩いていくと、早々にモネの家に到着しました。
バラの花咲く、美しい季節だったため、とにかくたくさんの人が、すでに列を作っていて、私も小1時間待った記憶があります。
私の行った時期は、6月だったため、庭にはバラが咲き誇っていました。
残念ながら、モネの家の中は、撮影禁止だったので、写真がありません。
しかし、庭では写真は撮り放題だったので、将来絵を描こうと、4時間ほど写真を撮影していた記憶があります。
村の中には、アンティークショップやホテルやカフェなどあり、とにかくモネ好きの方なら、ぼーっと1日、庭を眺めているだけでも至福の時だと思います。
そして、やはり、モネと言えば、「睡蓮」。
どんなに見慣れた睡蓮であっても、やはりジヴェルニーで見るのは、格別でした。
私の中のスイレンのイメージは、この柳と橋が、いつもセット。
もちろん、この感動を忘れないうちに、オランジュリー美術館に行くのが、おすすめ。
私も、後日、オランジュリー美術館で、モネの「睡蓮」を見た時、今まで以上の感動を得ることができました。
ジヴェルニーには、小さな村にしては、珍しくお土産屋さんがありますが、それだけ観光客が多いということですね!こちらのバラも、とても綺麗です。
モネの家の正面には、広大な庭が広がり、そこで美しさを競うように芍薬が、咲き誇っていました。
よくよく見ると、小さな旅行者も・・・。(笑)
こちらの一重のバラも、とてもシンプルですが、美しさをアピールしているようです。
それにしても、モネの庭というのは、七変化。
突然、竹林も現れます。
ターシャ・テューダの庭とは、全く趣が違いますが、偉大な芸術家が愛した庭だけのことはありますね。
日本人は、とかく「モネ」好きが多いと言われていますが、絵を描かれる方なら、一度は訪れてみたい場所ですよね。
多くの方が、デッサンしている風景を見ましたが、こんなところで、優雅に絵を描く時間を、作りたいものです!(笑)
パリからとても近い、ジヴェルニー。
いつかみなさんも、美しい庭を堪能してみてください。
そして、一度訪れたことのある方は、もう一度、想い出にふけってみてくださいね!
Giverny 情報
<見学予想時間>
約2時間ほど。(混雑にもよります)
<アクセス方法>
*電車とバスを乗り継いで行く方法*
まず、Saint-Lazare(パリ・サンラザール)駅まで行き、そこからRouenか、Le Havre(ルーアンか、ル・アーヴル)方面の列車に乗り、途中にあるVernon(ヴェルノン)駅で下車します。
この時、フランス語が話せないのをカバーするため、窓口で、何時の列車で、どこまで行きたいか、事前に書いた紙を見せ、往復チケットを買いました。
ただし、英語は通じますので、英語に自信がある方は、英語が話せる窓口を選べば、問題ないです。
Vernon(ヴェルノン)駅、到着後、Giverny(ジヴェルニー)に向けて、バスに乗ります。
Vernon(ヴェルノン)駅で降りるほとんどすべての乗客がこのバスに乗るので、みんなの後ろをついていけば、簡単にバス乗り場に到着します。(歩いて1分もかかりません)
バス料金は、往復で4€。(今は変わっているかもしれませんので、ご確認ください)
約15分ほどバスに揺られると、憧れのGiverny(ジヴェルニー)に到着。
この時、帰りのバスの時刻を、確かめておかなくてはいけません。
きちんと、帰りのバス乗り場の時刻表を、確認しておきましょう。
*車の場合*
パリから約1時間15分ほど。
高速道路A14、A13/E05と乗り継ぎ、14番出口「VERNON、BONNIÈRES」で降り、Givernyへ。