Èze (エズ)
一番人気と言えば、やはりこのこのÈze(エズ)村でしょう。
エズ村は、四季折々の美しさがあり、村に入るトンネルの入り口風景ですら、毎回、全く違う、美しさを見せてくれるのです。
一番初めに見た、エズ村のこのトンネル。
私は、一生涯忘れない気がします。
それでも、南仏の暖かさの恵みを受け、キラキラと輝いて見えました。こちらの写真は、2012年の6月。
観光客も多く、ジャスミンが満開でした。
古ぼけた黄色い壁に、雪のように、美しくからみつくジャスミン。
こういう、ふとした情景に、目を奪われるのです。
それにしても、その時の心理状態が表れているのか、毎回びっくりするほど写真の色が違っていて、「あぁ、この時は、こんな気分だったのかな?」と、懐かしく感じます。エズ村の路地は、本当に狭く、誰かとすれ違うのがやっとという感じです。
さて、こちらのエズ村。
海岸から、わずか数100mほどしか、離れてないというのに!!海岸線のニースやカンヌと全く違う景色になります。
標高は、430km近くもあるそうです。
もともと、エズの周辺には、紀元前2000年頃から、人が住み始めたそうで、イタリアに近いことから、ローマやムーア人による支配をうけたようです。
さて、この美しい地中海の海と、オレンジ色の屋根のグラデーション。
この風景は、エズ村、最大の名物である 『Jardin d’Eze (熱帯植物園)』から、眺められます。(入場料5€ 2013現在)
ちょっと、入口がわかりにくいところにあるので、もしも、行かれる方は、団体客の後ろについて行くと、いいかもしれません。
しかし、この熱帯植物園。誰もそのサボテンに興味があるわけではなく、そのサボテン園から見える地中海の景色を見たくて、登っているわけです。
(いや、一部の人には、たまらないコレクションでしょうが・・・)
この海と空の碧さ。そして、南仏独特の屋根の色。そこにサボテンのグリーンが映え、まさに絶景!
ちなみに、このサボテン園の中には、原始人が住んでいたとされる鍾乳洞跡があるのですが、観光客のみなさんの目線は、海の方にしか向きません。
そりゃあ、これだけ美しい海を目にすれば、他は目にはいらないですよね!
さて、村の中を少し見てみましょう。
村の中は、こんな感じの普通の住居空間もあれば・・・・・・。
ですが、そんなにたくさんお店があるわけでもなく、観光地でありながら、観光地化されすぎていないという不思議な村です。
行きつく先は、『Château Eza(シャトーエザ)』。(多分、現在は5つ星のはずです)
次回、母親と泊まる約束をしていますが、上から眺めるこちらの庭園が本当に綺麗でして・・・・。
いつかは、ゆったりとした南仏旅行をしたいと思いつつ、一人で行ってみたり、友人を連れていることが多いので、どうしても一度にたくさんのところを周らなくてはいけないので、なかなかエズのホテルに泊まることができないんですよね。
もう一つ忘れてはいけないのが、こちらのホテル。
『Chateau de la Chevre d’Or』。
ホテル名通り、黄金の山羊を発見!
さぁ、あなたは、どの季節に行くことになるのでしょうか?
美しいエズの村。ぜひみなさんも、訪れてみてくださいね。
Èze 情報
<見学予想時間>
約2時間ほど
<アクセス方法>
*車の場合*
Niceから、D6007でÈze方面へ(約13km)
*電車の場合*
Niceから、Ventimiglia(イタリア)行の各駅停車で、Eze Bord de la Mer駅下車 (約15分)
ここから、エズ村行きのバスが出ています。
*タクシーの場合*
TAXI CARLOS
Eze Village 06 09 84 17 84
TAXI VALLEE LIONEL
Eze Bord de Mer 06 18 44 77 93
*バスの場合*
Niceのバスターミナル駅から、Èze 行きのバスが出ています。
Line 116 Nice Vauban – Peille (TAM)
Line 112 Nice Vauban – Beausoleil (TAM)
Line 82 Nice – Eze (Lignes d’Azur)
Line 100 Nice station JC Bermond – Menton (TAM)
Line 82 Nice – Eze (Lignes d’Azur)
他にもあるようなので、こちらで調べてみてください。→★
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